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ブログタイトルは決められなかったので、穂村弘さんのエッセイタイトルから。

健脚の芭蕉を思う炬燵かな

今日も猫とこたつで寝正月。生理的に必要が生じない限り(つまり食事とトイレにしか)起き上がらない私。おばたちには「こたつに住んでるみたい」と言われる。ステイホームの申し子と呼んで欲しい。どや。

 

とはいえ、父に「寒くないから」と誘われて一度は外に出た。神宮の様子を見て、空いてたらお詣りしようとの提案。しかし結局人手多めでお詣りは諦め、散歩に切り替える。

神宮に毎年出ていたテキ屋はどこへやら。寅さんも商売あがったりだろうなあと切なく思う。強かに生きぬいて欲しい。

1時間ほど散歩して、またこたつに潜る。

父の背中は年々祖父に似てきていると思う。

なお、歩く時に後ろ手を組むのは私にも遺伝している。

 

おばが録画してくれていたポルノグラフィティの東京ドームライブのwowow放送を見る。おばはポルノファンの私のために、何も言わずとも録画してくれるのだ。2019年のライブだけど、東京ドームにたっぷりの観客が入っているのを見て、遠く遠く感じてしまう。いつかまたこんな風にたくさんの人と音楽を楽しむことができるだろうか。

 

今日知ったこと。

助六寿司の名前の由来は、『助六由緣江戸桜』の揚巻。

義経が史実では出っ歯で猫背の小男。

 

今日読んでいるのは松尾芭蕉『おくのほそ道(全)』(角川ソフィア文庫)。おもれー。

 

あやめ草足に結ばん草鞋の緒

「あやめ」サトイモ科のショウブで、アヤメ科のアヤメ・ハナショウブとはまったくの別種である。(前述、p.88)

と書かれているが、ネットで調べると

本種は旧来の分類体系では「サトイモ科」とされてきましたが、近年のDNAを用いた研究の結果、サトイモ科の他の植物とはかなり異なることが分かり、新しい分類体系(APG分類体系)では「ショウブ科」として独立した科とされています。(重井薬用植物園ーーhttps://www.shigei.or.jp/herbgarden/album/syoubu/album_syoubu.html

となっている。

今日はもう調べる気力が…ない…というか指が疲れた…ので…後日で。

 

みさぶらひ御笠と申せ宮城野の木の下露は雨にまされり(『古今和歌集』東歌)

「みさぶらひ」=御侍なのだけど、「みさぶらひみかさ」とひらがなで読むと「あぶらかたぶら」とか「Ob-La-Di, Ob-La-Da」を思い出した。